【辛口レビュー】ASRock B850 LiveMixerを買って後悔。なぜ傑作B650の“魂”は失われたのか?

【ブログ始動!】べんじゃみんLABのPCパーツ深掘り基地へようこそ!

皆さん、こんにちは!そして、いつもYouTube「べんじゃみんLAB」をご覧いただき、本当にありがとうございます!ラボの主、べんじゃみんです。

さて、この度、満を持して(というほどでもないかもしれませんが、笑)ブログという新たな実験場をオープンすることにいたしました!

「なんでまたブログ?」って思われるかもしれませんね。

YouTubeの動画では、時間の制約もあって「これ面白い!」「動いたー!」という勢いや楽しさをお届けすることを重視しているんですが、その裏側には、

  • 「このジャンクパーツ、実はこんな歴史があって…」
  • 「ベンチマークのこの数値、他のパーツと比べるとどうなの?」
  • 「この組み合わせ、なんでこんなにコスパいいの?」
  • 「動画ではカットしたけど、実はこんなトラブルもあってね…」

なんていう、もっとマニアックで、じっくり腰を据えて語りたいコトがたくさん眠っているんです。

そう、このブログは、そんなYouTubeでは語り尽くせないPCパーツの奥深い話や、レビューの詳細なデータ、DIYのちょっとしたコツ、そして時には動画の裏話まで、べんじゃみんLABの「もっと知りたい!」をギュギュっと詰め込んだ場所にしていきたいと思っています。

動画を見て「おっ!」と思ってくださったあなたなら、きっとこのブログでさらに「なるほど!」「そうだったのか!」と頷ける情報に出会えるはず。YouTubeの動画とこのブログ、両方を行き来してもらうことで、べんじゃみんLABのPCパーツいじりが、もっと立体的になるんじゃないかな、なんてワクワクしています。

PC自作のベテランさんはもちろん、「これからPC組んでみたいな」「ジャンクパーツって面白そうだけど、ちょっと怖いかも…」なんていう初心者の方まで、気軽に立ち寄って、PCパーツの楽しさ、そして時にはその妖しさ(笑)を共有できる場所にしていきたいです。

まだまだ手探りでのスタートですが、皆さんのPCライフがちょっとでも豊かになるような、そしてクスッと笑えるような情報をお届けできるよう頑張りますので、どうぞ末永く、そしてゆるーくお付き合いいただけると嬉しいです。

コメントや質問も大歓迎!YouTubeのコメント欄とはまた違った、じっくりとしたやり取りも楽しみにしています。

それでは、べんじゃみんLABブログ、どうぞごゆっくりとお楽しみください!


こんにちはこんばんは、ベンジャミンラボのベンジャミンです。

今回は、期待と希望を胸に購入したASRockの新マザーボードについて、正直な気持ちを語らせてください。

これは、単なるスペック比較や性能評価の記事ではありません。

1人のファンとして、「ASRock B850 LiveMixer」をレビューし、なぜ僕が手放しで喜べず、むしろ深い失望を感じてしまったのか、その理由を綴る魂の叫びです。

性能は確かに進化しました。しかし、LiveMixerシリーズが持つべき最も重要な“魂”が、そこにはありませんでした。

この記事を読めば、あなたがPCパーツに求めるものが「性能」だけではない理由、そして製品の「個性」がいかに大切かが分かるはずです。

ASRock B850 LiveMixer レビュー:期待が失望に変わったたった一つの理由

 

 

結論から言います。マジで残念でした。 製品比較でも、性能自慢でもありません。

これは、なぜ僕らの愛したLiveMixerがこうなってしまったのか、という悲しみの記録です。

比較対象:僕らが熱狂した傑作「B650 LiveMixer」の衝撃

 

 

話を進める前に、比較対象として僕が今も愛してやまない「B650 ASRock LiveMixer」について語らせてください。

2〜3年前に登場したこのマザーボードは、自作PC市場に衝撃を与えました。

  • 唯一無二のデザイン: 退屈なPCパーツの世界に突如現れたグラフィティアート。基板にまで施されたペイントは、まさにストリートカルチャーそのものでした。
  • 鮮烈なカラーリング: Ryzenバージョンのド派手なオレンジ、Intelバージョンの妖艶な紫。ヒートシンクの色一つで、これほどまでに所有感を満たしてくれる製品は他にありませんでした。
  • 「ライブ感」というコンセプト: 製品名が示す通り、それはまるでライブ会場の熱気やアーティストの自由な表現を体現したような、アーティスティックな存在だったのです。

この「B650 LiveMixer」があったからこそ、僕はASRockというブランドとLiveMixerシリーズの熱狂的なファンになりました。

だからこそ、後継機であるB850への期待は最高潮に達していたのです。

B850 LiveMixerのデザイン、何が問題なのか?

 

 

そして、登場したのが「B850 LiveMixer」です。

各種パワーアップはしています。Wi-Fi 7、PCIe 5.0対応、M.2 SSDのワンタッチ交換機構…。

素晴らしい改善点です。

でも、そんなことはどうでもいい。

僕が、そして多くのファンが求めていたのは、スペック表の数字ではありません。あの“魂”の継承です。

しかし、目の前に現れたのは、個性を失ったごく「普通」のマザーボードでした。

  • 没個性的なカラー: あの鮮烈なオレンジはどこへやら。ヒートシンクはただの銀色に。堅実で、丈夫そうではありますが、そこにトリッキーさや遊び心は皆無です。
  • 消え去ったアート: 基板を彩っていたグラフィティアートは姿を消し、ありふれたメカメカしいデザインに成り下がってしまいました。
  • 失われた「LiveMixerらしさ」: これが本当にあのLiveMixerの後継機なのか?目を疑いました。他の無数のマザーボードの中に埋もれてしまう、あまりにも凡庸なデザインです。「ASRock マザーボード デザイン」の進化を期待していたファンとしては、これは「退化」と言わざるを得ません。

正直なところ、このデザインなら「LiveMixer」の名前を冠するべきではなかったとさえ思います。

僕のような「自作PC 後悔」を少しでも減らすため、あえて厳しく言わせてもらいます。



ファンだからこそ、ASRockに伝えたいこと

 

 

ではなぜ、こんなにガッカリすると分かっていながら買ってしまったのか。

それは、B650が作り上げた「LiveMixer」というブランドへの最後の期待があったからです。

「実物を見たら、何か感じるものがあるかもしれない」そんな淡い希望を抱いていました。

しかし、結果はご覧の通りです。

ASRockさん、次はお願いします。B950が出るならば、もう一度、僕らを熱狂させたあのストリート系でアーティスティックな、唯一無二のコンセプトに回帰してください。

性能競争も大切ですが、あなた方には他社にはない「魂」を創り出す力があるはずです。

結論

今回の「ASRock B850 LiveMixer レビュー」は、性能面では改善が見られるものの、シリーズの核であったデザインコンセプトが失われたことで、古くからのファンにとっては非常に残念な製品であった、という結論に至りました。

PCパーツ選びはスペックだけでなく、所有欲を満たすデザインやストーリーがいかに重要かを再認識させられました。

この記事を読んで、皆さんはどう感じましたか?ぜひコメントであなたの意見を聞かせてください。

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