- フルハーネス型安全帯は面倒なのか?
- フルハーネス型安全帯で仕事をするとダルいのか?
- フルハーネス型安全帯って実際はどうなの?
- フルハーネス型安全帯って本当はどうなの?
- フルハーネス型安全帯を選ぶコツってあるの?
- フルハーネス型安全帯を着用するときのコツってあるの?
ベンジャミン
パンケーキ
ベンジャミン
2022年の1月2日より完全移行です
胴ベルトタイプからフルハーネスタイプへ安全帯が移行します
ベンジャミン
パンケーキ
ベンジャミン
面倒くさそうだし〜
よくわかんないし〜
パンケーキ
ん〜
なんかわかるなぁ〜
今回は、フルハーネス 安全帯 義務化【実際に着用して1ヶ月間仕事をしてみた】感想・レビュー をみていきましょう。
- フルハーネス型安全帯は意外と楽だ!
- フルハーネス型安全帯に恐るこことはありません。
今回の政令等の改正は以下の3点が主だった変更点です。
厚生労働省ホームページより引用
- 名称が「安全帯」から「墜落制止用器具」に変わる。
- 6.75m(建設業では5m)以上のところではフルハーネス型安全帯を使用しなければならない。
- フルハーネス型安全帯を使用するには、特別教育の受講が必要になる。
経過措置(猶予期間)については、現行の構造規格に基づく安全帯(胴ベルト型・フルハーネス型)を使用できるのは 2022(平成34)年1月1日までとなります。
厚生労働省ホームページより引用
2022(平成34)年1月2日からは、新規格のフルハーネス型安全帯の着用義務があります。
2022(平成34)年1月2日からの6.75m以上での足場を使った作業で、フルハーネス方安全帯を使用しなかったらどうなるのか?
仕事をやらせてもらえず帰されるでしょう。
入場禁止でしょうね!
そうなると現場職人としては、死活問題です!
ですので、早めのフルハーネス型安全帯の導入をおすすめします。
早いに越したことはありませんからね!
フルハーネスに慣れることも重要になってきます。
2022(平成34)年1月2日からの着用でも良いですが、当ブログとしては、早めの移行をおすすめします。
フルハーネス型安全帯は慣れれば、わりと仕事がしやすかったりもします。
そんなに邪魔にならず、普段使っている胴ベルト型安全帯より楽なんじゃない?と思うくらいです。
でもそれには、少しのコツがあります。
少しのコツでフルハーネス型安全帯も楽に着用できる。
コツといっても、フルハーネス型安全帯の選び方ですね。
職種によっても、フルハーネス型安全帯の選び方も様々ですが、一般的な職種の方は、1本つりで十分です。(一丁掛け・二丁掛けともいう)
鳶職の方や高所作業が専門の職種の方は2本つりがメインになってくると思うのですが、一般的な普通の現場作業員さんは、1本つりの方が良いです。
2本つりより圧倒的に軽いので、1本つりを選1んでください。
※1本つり2本つりというこは、フックの数です。
フックが2つに増えますと、ランヤードも2つになるので、重さ的にはかなり増します。
このように、少しのコツで使いにくそうに感じている、フルハーネス型安全帯も使いやすくなります。
この度、私はフルハーネス型安全帯を使用して1ヶ月仕事をしてみました。
なぜに?
と思うかもしれませんが、とある建築現場の方針ですでに全職種、足場に上がるならばフルハーネス型安全帯の着用義務化を一足早く試行している現場なんですよね。
はぁ〜と思いますが、現場の方針なんでしょうがないですね。
実験的でしょうが、遅かれ早かれ、このような建築現場は増えてくるはずです。
ベンジャミン
私は楽しみでしたね。
ベンジャミン
フルハーネス型安全帯を着用して仕事ができるっ!って感じです。
周りの同僚達は嫌がってましたけど。
なぜに現場職人がフルハーネス型安全帯を嫌がるかわかります?
- 面倒くさそう
- ダルそう
- 重そう
- 仕事が進まなそう
- 歩くのかったるそう
- 足場に引っ掛かりそう
- どっかに引っ掛かりそう
- フルハーネス型安全帯が高価だから買いたくない
- 胴ベルト型安全帯を持っているので必要ない
- 面倒くさそう
- 面倒くさ
- 面倒!
- 面倒面倒面倒面倒
- ダルい
- 面倒
- ダルい
- 面倒
ベンジャミン
パンケーキ
わかりますよ。
私も同じことを感じてましたから!
現場職人っていわゆる、DQNなんですよ。
だいたいDQNです。
ほぼDQNですw
DQN説明
DQN(ドキュン)とは、日本語の文脈で使われるインターネットスラング・蔑称の一つである。読み方は「ドキュン」であるが、近年ではそのまま「ディー・キュー・エヌ」と読まれることが多い。
「DQN」とは、軽率そうな者や実際にそうである者、粗暴そうな風貌をしている者や実際に粗暴な者かつ、非常識で知識や知能が乏しい者を指すときに用いる。
ウィキペディアより引用
『悪い奴はだいたい友達』
そんな人達が、「はいわかりました。明日からフルハーネス型安全帯を着用して仕事します。」
ベンジャミン
かなり文句は言うけど、フルハーネス型安全帯を着用しないと仕事できないので、嫌々着用しますよね。
そうなんですよ、着用しないと仕事できないので、時が来たら、着用は確実にします。
見た目のごつさから「面倒くさそう」ってのはわかるんだけど、着用してみると意外と楽だったりします。
そんなことを考えながら実験的にフルハーネス型安全帯を着用して1ヶ月間仕事をしてみたので、着用のコツと選び方を参考にしてもらえたら嬉しいです。
フルハーネス 安全帯 義務化 【気持ちよく仕事をする為に】フルハーネス安全帯の選び方
フルハーネス型安全帯を着用して1ヶ月間仕事をしてみた感想
フルハーネスって楽だね!
フルハーネス型安全帯は意外と楽でした。
ってことです。
めちゃくちゃ意外なんですが、フルハーネス型安全帯って楽なんですよね。
- 従来の胴ベルトタイプの安全帯のような、腰への締め付けがない。
- 両肩でフルハーネスの重みを受けているので、軽く感じる。
- 全体的にふわっとしている。
- 意外と足場に引っ掛からない。
1つずつ説明しますね。
従来の胴ベルトタイプの安全帯のような、腰への締め付けがない。
新規格のフルハーネス型安全帯の着用で注意するのが、胴ベルトは必ずしも必要ではないってことです。
腰にまわすベルトのことですね。
従来の安全帯を思い起こせばどんなものかはわかると思うのですが、アレです。
あの腰ベルトは必要ないんですよ。
ってことは腰へのホールド感はゼロになります。
腰への締め付け感もゼロになりますよね。
これってめちゃくちゃ楽ですよ。
体って締め付けられるのと、締め付けられないのじゃ、雲泥の差ですよ。
体がフリーになっていると、物凄く楽に感じます。
胴ベルトをしなくて良いのは、かなり嬉しいです。
頻繁に腰袋を使う職種なんですけど!
どうすればよいですか?
ここが、デメリットなんですよね。
胴ベルトがないと腰袋はつきません。
ですので、フルハーネス型安全帯の上から、別途で胴ベルトを巻いて腰袋をつけるしか方法がありません。
それか、腰袋に変わる何かをつけるのか。
腰袋ってようするに、腰につける袋なんですよ。
軽い道具入れってことです。
ってことは、肩袋でも良いし、腹袋でも良いわけで。
なんからの腰袋に変わる道具入れがフルハーネス型安全帯に装着できれば良いんですよね。
これから、フルハーネス型安全帯の時代になれば、なんらかの商品が開発されると思います。
それまでは、フルハーネス型安全帯に胴ベルトを装着するか、フルハーネス型安全帯の上から別途で胴ベルトをつける以外に方法はないですね。
この点は、デメリットというか残念な点ですよね。
私はそんなに腰袋をつける職人じゃないので、腰袋も腰ベルトもつけていません。
だから、とても楽ですよ。
締め付け感がないので、フルハーネス型安全帯の方が、楽ですね。
両肩でフルハーネスの重みを受けているので、軽く感じる。
そうなんですよ。
重くないんです。
腰ベルトより重くありません。
体の作りの問題なのかもしれませんが、肩で重量を支えたほうが軽く感じます。
それとも、人間の体の作りなのかはわかりかねますが、フルハーネス型安全帯を使用したほうが軽く感じます。
だって、ランドセルも背負うじゃないですか!
人間の体的に背負う方が楽なんじゃないんですかね?
恐らくそんな感じですよね。
フルハーネス型安全帯は、背負うので、軽く感じます。
全体的にふわっとしている。
ようするにどこも締め付けずに着用する安全帯なんです。
ランドセルのように背負う系の安全帯なので、体がホールドされず、ふわっとした着用感です。
私は好きな感覚ですね。
締め付けられるより、ふわっとした感覚の方が良い!
意外と足場に引っ掛からない。
これ意外ですよね。
意外とね、足場引っ掛かりません!
なんか知らないけど、そんなに足場に引っ掛かりません。
引っ掛かるすれば、ランヤードですね。
フルハーネス本体というよりほ、ランヤードが引っ掛かります。
まっ、それはしょうがないのかな。
この程度の引っ掛かりなら許せちゃいますよね。
あなたが思っているほど、フルハーネス型安全帯は足場で作業をしても引っ掛かりません。
フルハーネス型安全帯の着用のコツと選び方
フルハーネス型安全帯を選ぶ際に絶対に守るべきことが1つあります。
新規格適合と記載せれていること。
この1点は必ず確認してください。
新規格適合
表示が新規格適合じゃなくても、新規格適合の意味なら何でも良いです。
必ず、確認してから購入してください。
いざ、2022年の1月2日にフルハーネス型安全帯へ移行しても、新規格を満たしていないと買い換えるはめになるかもしれませんからね。
それ以外は、好みの問題だったり、装着感の問題ですので何を購入しても、仕事に従事するって意味では大丈夫です。
知っていれば楽だったり、得する知識ですので。
- 胴ベルトは不必要
- なるべくシンプルなものを選べ
- ランヤードは後から買ってもよし
- 絶対に1本つり(一丁掛け)
- 新規格適合と記載されているものを選べ
- 軽いものを選べ
- ちゃんと着用しよう
1つずつ説明します。
胴ベルトは不必要
基本的に胴ベルトは不必要です。
不要です。
いりません。
試しに胴ベルトなしで、フルハーネス型安全帯を着用してみてください。
めちゃくちゃ楽ですから。
腰袋やなんやで、試行錯誤するのはその後でも良いんじゃないですか?
とりあえずは、胴ベルトなしで、フルハーネス型安全帯を着用して使用してみてください。
私のおすすめは、胴ベルトなしです。
なるべくシンプルなものを選べ
シンプルイズベスト!
ごっついやつより、ちゃっちいやつを選べ!
ごちゃごちゃしたフルハーネスより、なんにもついてないようなフルハーネスを選んだほうが良い。
ランヤードは後から買ってもよし
ランヤードは後から買っても大丈夫です。
後付けできるような、フルハーネスを購入してください。
フルハーネスとランヤードが取り外しできるタイプのものを購入してください。
その場合、後から2本つりにしたり、ショックアブソーバーを2種にしたりできますからね。
変更が効くので、取り外しできるタイプのフルハーネス型安全帯をおすすめします。
絶対に1本つり(一丁掛け)
もしもフルハーネスとランヤードが一体になっているものを購入するなら、絶対に1本つりのフルハーネス型安全帯を購入してください。
2本つりのフルハーネス型安全帯は重いので、絶対に購入しない方が良いですね。
後から、ランヤードは追加できますので、初めは一本つりのフルハーネス型安全帯を購入しましょう。
新規格適合と記載されているものを選べ
これは絶対ですね。
これだけは絶対に守ってくださいね。
最低限これだけ守ればなんとなります。
これだけ守れば仕事はできますから!
新規格適合
同じような意味合いの言葉でも大丈夫です。
軽いものを選べ
軽いに越したことはありません。
もし迷ったなら、軽い方を選びましょう。
ちゃんと着用しよう
サイズ感云々はベルトで調整できます。
もしサイズで迷ったなら、大きいサイズを選びましょう。
その前に、ちゃんと着用しましょう。
ダルダルすぎず、キツすぎず!
良い感じに調節してから着用しましょう。
ちゃんと着用することが大切です。
納得いくまで、調節してから着用しましょうね。
当ブログおすすめのフルハーネス型安全帯
まとめ
フルハーネス型安全帯は意外と楽だ!
着用する価値はある。
着用するメリットも、もちろんある。
より安全に仕事ができる。
2022(平成34)年1月2日からの、フルハーネス型安全帯の着用義務に恐れることはない!
恐れることなかれ!
フルハーネス型安全帯は意外と楽なんだから!
フルハーネス着用のコツとフルハーネスの選び方で、いくらでも楽になれる。
私は1ヶ月間フルハーネスを着用して足場で作業をしましたが
- 意外と楽でした。
- 意外と足場に引っ掛かりません。
- 意外と軽いです。
- 意外といい感じなんですよね。
- 意外とフルハーネス型安全帯も悪くないよ。
気になる方は着用して仕事をしてみてくださいよ。
意外と楽だから!
それでは、良い仕事を!
当ブログは、私一個人が現場作業員という立場から、生の声を聞いて欲しいと思い、フルハーネス安全帯義務化について、クローズアップしています。
私も精一杯、記事を製作しているのですが、不手際や不適切な事柄が記載されているときなどは、なんなりとコメントください。
修正や加筆を加えて訂正していく所存です。
そして、よりよいブログへと進化していきたいと思っています。
私は、現場のプロですが、法律のプロではないし、専門家でもありません。
間違っている事もあれば、勘違いしている事もあるかもしれません。
もし、不手際や過失があったとしても、一切の責任は負いませんので、よろしくお願いします。
フルハーネス型安全帯の件でどうしてもわからない事は、最終的に厚生労働省へご自分でお電話するのが良いでしょうし、メーカーに問い合わせるのが良いと思います。
その方法が一番納得がいくのではないでしょうか?
私とて、一人の建設現場の作業員なんです。
そのことを念頭において、当ブログをお楽しみください。