- 発達障害の方
- 普通だと認識してる方
- 普通かな?と思う方
- 借金玉さんのファンの方
- 鬱に偏見のある方
- 生活のヒントが欲しい方
この記事はこんな方に向けて書いてます

借金玉さん?

生き物?

うん
発達障害の方らしい

現代病?

最近よく耳にするよね
『発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術』(借金玉 著) より、”この本と借金玉という生き物についてこの本は「ギリギリ人生をやっていけるようになった発達障害者が、普通のことを普通にやるための方法」を解説する本です。「日本一意識の低い自己啓発本」を名乗らせていただいております。発達障害と診断された人はもちろん、「自分は発達障害かもしれない」と感じている人、そして仕事や人間関係が全然うまくいかないと悩んでいる人にも読んでいただければ嬉しいです。僕が発達障害の診断を最初に受けたのは、大学生のときでした。そのときは、「なるほど、これが自分の人生がうまくいかなかった理由か」と何となく思う一方、同時に「発達障害がある自分というのは、何らかの才能があるのかもしれないな」という甘い予断もありました。” http://a.co/fFf14NR
この本の著者、借金玉さんのライフハック本なのかな?
ライフハックとはいえ、特殊なライフハックです。
発達障害の方向けのライフハック本なんです。
スタンスが面白いですよね。
発達障害の方、向けとはいいますが、読んでるうちに私も発達障害なのでは?
と思う節がたくさんでてきてビックリしました。
下手すりゃ、私も発達障害なのでは?
きっとこの本を読んだ方は結構な確率でそう感じると思いますよ。
本書でも発達障害を大まかに2つの症状に分けてますね。
自閉症スペクトラム(ASD)
対人関係・社会性とコミュニケーション能力に困難があり、興味や関心の幅が狭く
物事に強いこだわりがあり、柔軟な思考や変化への対処が難しい人もいます。
ADHA(注意欠陥・多動性障害)
「気が散りやすい」「集中力がない」「忘れっぽい」「落ち着きがない」「思いつきで行動してしまう」など年齢に見合わない不注意、多動性、衝動性によって学業や日常生活に支障が出てしまいます。
感情や行動のコントロールをするのが自分では難しいため、周囲から批難を受けてしまいがちです。こちらより引用
主に2つの症状があるらしいです。
これをみちゃうと発達障害を病気として認識できますよね。
本書は発達障害の方に向けたライフハック本ですが、誰にでも実践したくなるようなライフハックが載っているので、読んでいて実に面白いですし、試してみたくもなりました。
本書は、終始借金玉さんの語り口調や考えが面白くて、スラスラと読めちゃいます。
どうやら、借金玉さんはツイッターで有名な方らしいですね。
私も、本書を読んでからフォローしちゃいましたよ。
フォローすれば、借金玉さんと繋がれますからね。
インターネットって凄いですよね。
あと本書を通じて鬱の危険性や病状を再認識できました。
このことは本書に感謝、借金玉さんに感謝したいと思いました。
私は39歳でいわゆるアラフォーオヤジです。
私世代ぐらいの時代は、鬱なんてなかったんですよ。
「鬱なんてなる奴は根性がない奴なんだよ」
そうです、私ぐらいの年代の人には根性論が浸透しているのです。
時代的に最後の根性論世代とでもいいましょうか?
私も鬱なんてなる奴は、そいつの精神力が弱いと思ってましたから。
でも本書を読んでみて、鬱も病気なんだと認識しました。
発達障害からの弊害で鬱になったり、いきなり鬱にならずとも、なんかがあって鬱になったりと大変なんだなと思いました。
しかもかなり深い鬱になると、なんにもできなくなっちゃうんだな。
など病状の酷さも知ることができました。
本書を読むまでは知ってたんだけど、知らなかったっていいますか、知ろうとしていなかったんですね。
鬱を知るキッカケにもなったので、本書を読んで、私自身も一つ成長できました。
本書は借金玉さんの、痛快なライフハック本です。
自分のことを知っているからできるライフハックです。
引き算のライフハックとも言えると思います。
物凄く面白いですよ。
それでは本書を少しだけ紹介していきます。
本は聴く時代です
https://eda333.com/2018/11/14/amazon-audible/
この本を書いた人
借金玉 (しゃっきんだま ) 1 9 8 5年生まれ 。診断は A D H D (注意欠陥多動性障害 )の発達障害者 。幼少期から社会適応が全くできず 、登校拒否落第寸前などを繰り返しつつギリギリ高校までは卒業 。色々ありながらも早稲田大学を卒業した後 、何かの間違いでとてもきちんとした金融機関に就職 。全く仕事ができず逃走の後 、一発逆転を狙って起業 。一時は調子に乗るも昇った角度で落ちる大失敗 。その後は 1年かけて 「うつの底 」から這い出し 、現在は営業マンとして働く 。
著書、発達障害すごい仕事術より抜粋
12万冊から読み放題
https://eda333.com/2018/12/06/kindle-unlimited-otoku/
発達障害すごい仕事術【感想・心に残る言葉】
僕はジョブズではない
『発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術』(借金玉 著) より、”「僕はジョブズではない」ということにやっと気づいた悲惨ですね。こうして言語化してみると、僕は実に模範的な死に方をしています。事態の表面化が遅れたため、最悪の時点で発達障害と向き合う羽目になったとも言えます。逆に言えば、この失敗を逆さにひっくり返すと、多少は正しいやり方が出力されるのではないでしょうか。「俺は発達障害者で特殊な才能を持っている」というある種の信仰、例えばアップル創業者のスティーブ・ジョブズも発達障害者だったと言われることがありますが(明確な根拠はないようです)、ああいった神話的な人物と自分を重ね合わせる悪癖が抜けたのは、本当に最近のことです。” http://a.co/9SBduHV
借金玉さんって面白いですね。
でもこれってよく巷でもいわれてませんか?
自閉症だったり、発達障害だったりする子は特殊な能力を持ってるって!
数ある有名な偉人もなんらかの障害があったみたいにいわれてませんか?
例えば、モーツァルト、アインシュタイン、エジソンとかもそんな噂ありますよね。
でも、借金玉さんみたいに、自らに発達障害があるから、同じような障害がある偉人のようになれるって思ってる発達障害の人ってそんなにいないですよね〜w
そんな悪知恵って言っちゃ失礼ですけど、悪知恵働くレベルですとそれは無理って話しかもねw
そんな考えがでてくる、借金玉さんが好きです。

面白いw
アイデアを出すときは 「大きな白紙 」を用意しよう
『発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術』(借金玉 著) より、”アイデアノートは大きければ大きいほどいい発想を書き留めたり、思考したりするためのノートに関しては、僕には手帳とは全く別の原則があります。ノートは大きければ大きいほどいいです。僕は、何かを書きながら考えるときには大判のスケッチブックを使います。よく美大生が持ち歩いているあれです。この本のプロットも、まさにそのスケッチブックに書いています。実は「小さくて携帯性の良い手帳」に「大量のメモ欄」を求めるのは、この項で説明する内容と大きく関係しています。手帳に関して、携帯性は譲れないがそれでも大量のメモ欄が欲しい、その理由についてのお話です。” http://a.co/izXlH3G
このライフハック良くないですか?
白い大きな紙にアイデアを書き散らかす。
殴り書きで良いから、1枚の大きな紙にアイデアを書き出す。
私もこれたまにやりますね。
私ですと、「これからのブログ戦略」みたいな感じで、殴り書きで、自分にしかわからない感じですが、自分がわかれば良いんですから。
相対関係やこれからどうするとか、その後など、いろいろ書きます。
ポイントは、大きな1枚の紙に書くってことですね。
否が応でも、とりあえずは、まとまりますからね。
あと、オススメが、「今考えてる事」とか。
ガーっと一気に書いてみてください。

頭スッキリします。
とりあえずやってみて!
本当に頭スッキリしますからw
何が何でも手をつけるために
『発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術』(借金玉 著) より、”僕がよくやっている机の上を5秒で片づける「儀式」を伝授しますので、よく覚えておいてください。
①まず机の上に腕を置きます。
②次に、その腕を右もしくは左に大きくスライドさせます。
③大量に物が落下しますが、作業スペースだけは確保できるはずです。後から拾えばいいんです。
いや〜、面白いw
これできれば気持ちいいよね〜

でも普通できないですよね〜
だってお部屋汚れちゃうじゃん。
でもやりたい。
やりたい。

やりたい。

やりたい。
やってみようw
でも嫁に怒られると思うし、子供に頭おかしくなったかもと思われそう。
でもやっぱり、やってみたい。
発達障害すごい仕事術のまとめ
借金玉さんが面白いってばかり書いてますが、本書の中盤から後半は結構シリアスな発達障害や鬱の症状に悩まされている借金玉さんの姿が書かれています。
発達障害や鬱への知識がなかった私は、少し恐怖すら覚えました。
もし自分がなったらどうしようとか、こんな酷い症状なんだなとか。
そのくらいの、描写で書かれてます。
借金玉さんが実際に陥った体験だからリアルに感じるのでしょう。
でも最後は借金玉さんがユニークだから、悲しい怖い本にはなっていないので、大丈夫ですよ。
世の中って、普通に生活を送れている普通の方って、実は少ないのかもしれませんね。
みんな何かに悩み苦しみ、私は普通じゃない、普通に生活したいって思ってるのかもしれませんね。
借金玉さんの見習うべきところって、自分から自分に歩み寄っているところですよね。
自分が発達障害だから、発達障害に歩み寄っているんですよね。
己を知っているんですよね。
できる事とできない事を知る。
これが簡単そうで難しいんですよね。

自分ハックとでもいいましょうか?
本書は借金玉さんの発達障害的ライフハック本だと紹介しましたが、借金玉さんの発達障害の症状と真正面から向き合う奮闘記的な面も持ち合わせています。

発達障害の方には、勇気を

普通の方には、現実を
与えてくれます。
普通ってなんだかわからないですが、とりあえず普通が一番だったりするかもですね。

まっ、明日は来ますしねw
少しでも本書が気になった方は、購入してみて下さい。
関連記事
https://eda333.com/2018/12/17/bukininarutetugaku-review/
私が本を読むのが好きなのは、自分自身をアップデートしたいからです。
明日は少しだけ成長した自分でありたいから。
明日は少しだけ違った自分になりたいから。
明日に変身願望があるからです。
そんなことを満たしてくれる本が好きなのです。