- マキタファンの方
- マキタか日立で悩んでる方
- 電動工具に興味がある方
- 充電式工具に興味がある方
- 現場作業に従事している方
この記事はこんな方に向けて書いてます。

またマキタですか?

そうだよ、私の得意分野ですし

充電工具?

そうですね、充電工具です

便利ですもんね〜
今回はマキタの「充電式小型集じん機 VC350D」のレビューです。
通称、「充電集塵機」って言われてる奴です。
現場だと正式名称ではなく、略称で呼ばれる場合がほとんどです。

充電集塵機使ってます?
私は3年ほど前くらいから使い始めましたけど、控えめにいってめちゃくちゃ便利ですよ。
始めに、充電集塵機は
あったほう(購入したほう)が良いのか?
なくても(購入しなくても)良いのか?
について私なりの答えをいいますと、購入した方が絶対に良いです。
普段から集塵機を使う職種の方なら、購入してみてください。
費用頻度と便利さから考えても絶対購入した方が良いです。
ほとんどの方が、もう持ってますよね〜?

持ってるんだよね?

まっまだです

購入するんだよね?

うっうん
なんだかんだで、Amazonで購入するのが安いと思います。
Amazonじゃなくても、楽天なりヤフーなどのネットショップ(通信販売)で購入することをオススメします。
結局のところ、昔からあるような道具屋や工具屋は、現金なら値引くよとか、まとめて買えば値引くよ。
など、条件付き値引きが多いですよね。
しかも、その値段すら不透明は場合が多い。
お得意様には、値引きするけど、それ以外の方は、値札通り、なんてのがまかり通る。
それが古くからある、道具屋なり工具屋の実態です。
そんな昔の問屋的発想な道具屋や工具屋で購入するより、電動工具などメジャーな道具や工具はネットショップで購入したほうが良いと思う。
私が調べた結果ですと、ネットショップのほうが安く購入できます。
これは断言できます。
インターネットを駆使して、ネットショップで購入したほうが安く購入できます。
そんなわけで本記事は、マキタ電動工具【充電式小型集じん機 VC350D】 実際に使ってみた【感想・レビュー】通称・充電集塵機 について書いていきます。
- 吸込仕事率(W):強50、弱15
- 運転音(dB):強78、弱70
- 1充電あたりの作業量:強約13分、弱約26分
- 最大風量:3.4㎥/分
- 最大真空度(kPa):5.5
- 集じん容量:3.0L
- 質量:2.4kg
実際に工事現場で使用している一級タイル技能士(私ベンジャミン)のレビュー
えっへん!
そうなんです、私は国家検定の一級タイル技能士なんです。
技能検定試験に合格しているわけです。
技能検定(ぎのうけんてい)とは、労働者の有する技能の程度を検定し、これを公証する日本の国家検定制度。労働者の技能と地位の向上を図ることを目的に、職業能力開発促進法に基づき、1959年(昭和34年)度より実施されている。
労働者の技能及びこれに関する知識の程度を判定する基準が、各地域によりバラバラであるとすれば、労働者の技能育成に支障が生じることから、全国的に基準を統一し、かつ検定が公正に実施されるように、検定を実施している。
技能検定に合格すると合格証書が交付される。技能検定関連法には「業務独占」「名称独占」の規定はない。
殆どの職種は職業能力開発協会(問題作成等は中央職業能力開発協会)により実施され、一部の職種では民間の指定試験機関(厚生労働大臣指定)により実施される[1]。
ウィキペディアより引用
工事現場作業のプロが実際の使用感をレビューしたいと思います。
よくある、紙の上で書いてるような、死んだレビューじゃなく、実際に工事現場で使用してる私が使ってみて気付いた、生きたレビューをお届けします。
だって、特徴や仕様見ても充電集塵機の性能なんて、わかんなくないですか?
ちなみに私はマキタの回し者じゃないので、ダメなところがあれば、バッサリと指摘します。
実際に知りたいレビューはこんなことですかね。
- どんな作業ができて、その作業は何時間できるのか?
- 耐久性はどんぐらいなのか?
- 有線集塵機と比べてどうなのか?
- 充電集塵機にデメリットはあるのか?
- 実際に使ってみて本当のところはどうなのか?
気になることは、こんなもんでしょうか?

一つ一つできる限り
丁寧親切に答えていきます
初めに、先でも述べましたが、私はタイル屋です。
ですので、タイル屋目線でのレビューになりがちですが、なるべく色々な職種の方に伝わるようなレビューを目指してますので、よろしくお願いします。
どんな作業ができて、その作業は何時間できるのか?
タイルを撤去する際にサンダーを使用して切り込むときにでる粉塵の吸い込み作業
私はよくマンション大規模修繕工事のタイル補修工事をやるんですが、サンダーで、コンクリート躯体を切り込むときにでる粉塵を集塵機で吸い込まないといけないんですよ。
暗黙の了解といいますか、近年では常識化してますよね。
そりゃあそうですよ、粉塵のでる量凄いですから!
サンダーでコンクリート躯体を切ると、想像よりも凄い量の粉塵がでますからね!
知らない方は、想像できないと思いますが、周りが真っ白になるくらいの粉塵の量ですからね。
ですが、15年前くらいは、集塵機を使わなくてもよかったんですよ。
自分自身と周りはめちゃくちゃ汚れますけど、集塵機を使う時より、作業効率は1.5倍くらい良くなるんですよね。
だから正直なところ、職人は集塵機なんて使いたくないんですよ。
ですが、近年のマンション大規模修繕工事の進化といいますか、進歩によって綺麗な現場を目指す方針に転換してきたのか、粉塵に対する考えも厳しくなったのだと思います。
そんなことで、充電集塵機を使うんですが、本体のスイッチに強と弱があるんですが、強と弱とで倍くらいの持ち時間に差があります。
- 強で連続使用で20分ぐらい
- 弱で連続使用で40分くらい
実際の使用感はこんくらいです!
パワー感は、強ですと粉塵を吸い込むには十分すぎるパワーがあります。
弱ですとハッキリいって弱いですね。
ですが、粉塵を吸い込むくらいですと、まぁ大丈夫かなといった感じです。
ちなみに私はいつも弱で使用しています。
ここはキッチリ吸い込むぞってときに強にする使い方ですね。
この使用感で良いと思います。
この使用方法ですと、連続使用時間は30分くらいになりますね。
工事現場で充電集塵機を使うのって、こんくらいじゃないですか?
- コンクリートなどからでる粉塵
- 木材などからでる木くず
あくまでも、掃除機じゃないのでゴミを吸うのには向いてません。
ゴミを吸うには弱い気がします。
強なら少しはいけるかもしれませんが、私は使用したことありませんね。
※これは全てマキタ純正の18V6Ahバッテリーを使用した時の使用感です。
バッテリーは何を使えば良いのか?
基本的にはマキタ純正の18V6Ahバッテリーを使ってください。
バッテリーといえば、マキタ純正の18V6Ahバッテリーが基本だと、認識のほうをよろしくお願いします。

簡単に説明します
18V が、パワーですね。
14.4Vって規格もありますが、数字が小さいほうがパワーも小さくて劣ります。
しかも、14.4Vって18Vと電動工具の交互性がないほうが多いんですよね。
これらのことを考慮しますと、必ず18Vのバッテリーを使ってください。
6Ahが、持ち時間ですね。
2Ah〜6Ahまで規格がありますが、数字が小さくなると、持ち時間も減少します。
3Ahって数字どおり、6Ahの半分しか持ち時間がありませんよ。
これだとバッテリーを充電しに行く手間ばかりかかってしまうので、オススメできません。
予備のバッテリーとしてなら良いですが。
これらのことを考慮しますと、必ず6Ahのバッテリーを使ってください。
よって、バッテリーはマキタ純正18V6Ahバッテリーを使用してください。
日曜大工程度なら、どんなバッテリーでも良いですが、現場作業で充電集塵機を使う方は、マキタ純正18V6Ahバッテリーを使用しましょう。
耐久性はどんぐらいなのか?
使用頻度にもよりますが、毎日使う事を想定すると2年が現実的な数字ですね。
私はほとんどの電動工具はマキタですが、そのほとんどが、2年くらいで壊れています。
電動工具のほとんどがモーター系の工具ですよね。
モーターの寿命が2年くらいなんだと思います。

毎日使用すると2年で壊れる。
これは、どの電動工具でも共通なのではないでしょうか?

壊れたら修理すれば良いんですよ。
マキタは全国に営業所があるので、修理しやすいですよ。
営業所に壊れた電動工具を持っていくと、無料で見積もりしてくれます。
提示された見積もり額に納得すれば、有料で修理してくれます。
私も何度も修理を頼んだことありますが、だいたいマキタ営業所に持っていってから見積もりが完了するのが、1週間、修理をしてもらうのに1週間くらいですね。
マキタ営業所の混み具合によりけりでしょうが、2週間あれば、修理完了するイメージです。
マキタって、アフターサービスが、充実してますよね。
ありがたいことです。
有線集塵機と比べてどうなのか?
今回は比較対象を「携帯用集じん機 451(P)」にします。
理由は充電集塵機(充電式小型集じん機 VC350D)を使う前は、「携帯用集じん機 451(P)」を作業に使用していたからです。
比べるゾーンにないので比べなくて良いです。
そもそも比べる作業がないっていったほうがいいですね。
そもそも、一日中集塵機を使うような作業や、粉塵を完璧に吸わないといけない作業ですと、「携帯用集じん機 451(P)」しか使わないですよ。
逆に、充電集塵機を使用するのは、あまり集塵機を使用しないんだけど、たまに使わなくてはいけない作業や粉塵をあまり吸わなくてもよい作業とかですね。
充電集塵機は電源をとらなくてよく、延長コードを伸ばすこともないから、なにせ足場の上で取り回しが良いです。
ですがやはり、「携帯用集じん機 451(P)」に比べ吸い込みが弱いし、充電がすぐなくなります。
あくまでも、ちょっとした作業でもちいる集塵機って感じです。
ダメ直しや、手直し、忘れの作業をやるときなんかは、抜群に重宝します。
充電集塵機にデメリットはあるのか?
充電集塵機(充電式小型集じん機 VC350D)についている袋がよろしくないです。
充電集塵機は、おおまかに本体と袋とホースで構成されています。
本体と袋は外れるようになっていて、それで粉塵を捨てられるんですね。
その袋がプラスチックの取り付け金具から外れちゃうんですよ。
本体と連結するところではなく、袋そのもののプラスチックの金具から外れちゃうんです。
本当よく外れます。
購入してすぐに外れることもしばしばありました。
袋そのもののは、別途購入できるので、いいちゃいいんですが、そんなに購入もしてられないので、私は購入後すぐに袋とプラスチックの金具をボンドで接着して使っています。

なんとかしてください、マキタさん!
改良を強く願います。
デメリットはこんなところですね。
実際に使ってみて本当はどうなのか?
使いどころを選んで上手に使用すれば、本当に便利な電動工具だと思います。
現場作業って、移動だけが大変で仕事はそんなに大変じゃないパターンって結構多いんですよね。
そんなときに、ものすごく重宝する電動工具です。
私にとってはなくてはならない電動工具です。
ですが、充電集塵機(充電式小型集じん機 VC350D)だけでは少し頼りないので、「携帯用集じん機 451(P)」を併用して使用することを勧めます。
トータル的にみても、充電集塵機(充電式小型集じん機 VC350D)を購入することを強くオススメします。

とりあえず、使ってみてください。
充電集塵機(充電式小型集じん機 VC350D)のまとめ
小回りが利く面や充電集塵機としての吸い込むパワーからみても、物凄く便利な電動工具だと思う。
バッテリーも併用できますし、マキタのその他の充電工具を持っていて、集塵機を使用する職種の方には、購入して損はない電動工具だと思う。
注意点とすれば、充電集塵機(充電式小型集じん機 VC350D)だけだと少し頼りないということです。
必ず、「携帯用集じん機 451(P)」の併用をお勧めします。
- 作業量が少ないのなら、充電集塵機。
- 作業量が多いのなら、有線集塵機。
こんな使い分けができるのならば、充電集塵機はあなたの強い味方になるでしょう。
面倒くさがり屋の私にとってはなくてはならない電動工具です。
あなたも充電集塵機を使って楽してみませんか?
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