- ニューズピックス系好きな方
- 若い世代の思考が気になる方
- 若い世代を理解したい方
- 若い世代と仕事してる方
- おやじ世代の方
- 若い世代の方
- モチベーションを知りたい方
この記事はこんな方に向けて書いてます

乾けない世代?

そうだよ。
乾けない世代!

なんだよそれ?
ナメクジ?

・・・。
上の世代のサラリ ーマンは 、立身出世のためなら家庭を犠牲にしてしまうのが 、企業戦士としてむしろ美徳とされてきました 。残業して 、接待して 、汗ばんだシャツのままリビングで寝てしまう … … 。たとえそんな姿を家族から尊敬されなくても 、彼らには 「自分たちこそがこの国を作っている 」 「この社会を支えている 」という自負があった 。個人という小さなものより 、もっと大きなものを一心に見つめてきたのがこの世代でした 。そんな時代を知らない 3 0代以下の 「乾けない世代 」にとって 、最も犠牲にしたくないものが 「自分の時間 」です 。出世のために 、付き合いの飲み会に無理やり連れて行かれるくらいなら 、出世なんてしなくていいから 、家に帰って家族と温かいご飯が食べたい 。気を許せる友人たちと楽しく過ごしたい 。趣味の時間を充実させたい 。仕事が絶対ではなく 、仕事と並列に 、家庭や自分の時間を大切にしたい 。何より 、どうしてそれらを犠牲にしてまで 、やりたくない仕事を優先しなければいけないのか分からない
著書、モチベーション革命より抜粋
これが、「乾けない世代」です。
何も欲っしてないんですよ。
何よりも自分をとりまく、環境、時間、友人、家族、恋人が大事で、それを犠牲にしてまで、出世、お金、地位、名誉などは要らないんです。
裕福病っていうのかな?
病気ではないですよね!
経済大国、現代日本で育つとこうなるってだけですよ。
なんでもある家庭、なんでもある世の中、から子供が育だつとこんな感じになるのでしょう。
ハングリー精神がなくなるんですよね。
今の現状で満足しちゃうから、現状維持を望む行動しかしません。
そうするとやはり、仕事はそこまで大切なものになってこないのかもしれない。
お金がそんなに必要じゃないんですよ。
それが「乾けない世代」です。
著書でも、「乾けない世代」が悪いとは言ってませんよ。
「逆に乾けない世代」でしか出来ないこともありますからね!
それでは詳しく見ていきましょう。
この本を書いた人
尾原 和啓
(おばら かずひろ、Kazuhiro Obara、1970年 – )は、日本の執筆家・IT批評家。インドネシア・バリ島に在住する傍ら、Fringe81執行役員や経産省対外通商政策委員、産業総合研究所人工知能センターアドバイザーも務める[1][2]。グロービス経営大学院「テクノベートMBA」特別講座講師[3]、BBT大学「ITビジネスの戦い方」講師[2]。
京都大学大学院工学研究科を修了後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入りNTTドコモの「iモード」立ち上げを支援。その後、リクルートに転じ、ネットベンチャーのケイ・ラボラトリー(現:KLab、取締役)、サイバード、オプト、Google、楽天の執行役員を経て現職。 楽天が11回目、 Fringe81(フリンジ81)が12回目の転職になる[4]。人と企業が信頼関係を築きながら仕事に応じて雇用関係を結ぶ新しい働き方を実践[1]。 ボランティアで「TEDカンファレンス」の日本オーディション、「Burning Japan」にも従事[5]。
ウィキペディアより引用
AmazonAudibleでも聴けるよ
【モチベーション革命】感想と心に残る言葉
サイゼリヤのワインで十分だ
上の世代は 、頑張って何かを達成することが生きがいです 。必死の思いで働いて 、ウン年モノのワインで美女と乾杯し 、誰よりもいいクルマに乗る 。努力の末に栄光を勝ち取り 、称賛を浴びる 。 「達成 」こそが 、彼らにとって生きるうえで欠かせないモチベ ーションになっているのです 。彼らの幸せは 、達成しても達成しても永遠に乾くことのない欲望を抱えていられることでもあるのです 。乾かない欲望を持ち続けることが成功の条件とも言えます 。その裏には 、 「なかったことへのコンプレックス 」があります 。上の世代の成功者と言われる人たちはみな貪欲です 。だからこそ 、彼らの目に映る 「乾けない世代 」は 、欲が足りないように見えてしまうのです 。コンプレックスをバネにしてこそ輝くのが 、上の世代の美学なのです 。
著書、モチベーション革命的より抜粋
これこそ、乾けない世代ですよ。
サイゼリヤのワインで十分なんですよ。
仲の良い友達や家族で飲むサイゼリヤのワインは、高級クラブで仕事の人と飲む高級ワインよりも満足度が高い!
極論こういうことなんですよ。
この感覚のズレを理解しないと50代や40代の方と若い世代の方の考え方は、理解し合えないです。
お互いに理解する気持ちやキッカケが大事ですよね。
この本が良いキッカケになればなと思います。
「乾けない世代」こそが活躍する
ここで認識しておかなくてはならないことがあります 。それは 、 「乾けない世代 」は 、決められた目標に対してただ邁進してきた上の世代とは 、戦う理由が違うということです 。そして 、まさに 「これをやれば成功する 」という黄金律がない時代の今だからこそ 、自分だけにしかできないことを突き詰め 、楽しみをお金に換えていくことができる 「乾けない世代 」は強いのです 。
著書、モチベーション革命より抜粋
ここでも書かれているように、「乾けない世代」が悪い世代ではないんですよ。
むしろこれからは、好きな事を仕事にする時代です。
好きな事を突き詰めるのは、「乾けない世代」のが得意なんですよね。
得意なことを生かして、これからの時代を牽引してもらいたいです!
理想は「ゴレンジャー」?
ここまで繰り返してきたように 、明日がどうなるか分からない昨今では 、四方八方から 、常に柔軟な対応が求められます 。組織が柔軟な対応をするためには 、チ ームメンバ ーは同じような性質ではなく 、それぞれ異なる得意分野を持ったメンバ ーであるほうがいいのです 。つまり 、チ ームは単一的ではなく 、特撮テレビドラマの 「ゴレンジャ ー 」 (カクレンジャ ー 、ガオレンジャ ーなどス ーパ ー戦隊シリ ーズの元祖ですね )のように 、熱血派のアカレンジャ ー 、知的なアオレンジャ ー 、ひょうきん者のキレンジャ ーもいて 、それぞれの異なる強みによって戦いに打ち勝つことが求められているのです 。
著書、モチベーション革命より抜粋
面白くないですか?
言われてみればそうですよね。
色んな考えを持った方がいたほうが、どんな難題にも対応できる。
多様な人材がいるほうが、チームとして強固になる!
例えが面白いですね。
著者の方の人柄、ユニークな方なんだなと想像できますね。
まとめ
若い世代を「乾けない世代」として、ユーモラスな呼び名を付けてます。
著者の方の人柄がとても良い風に感じます。
「乾けない世代」いわゆる、「ゆとり世代や悟り世代」と分かり合おうとする著者の考えに好感をもてます。
私はこの本を2回読みましたが、読むほどに、著者、梶原さんの人柄の良さを感じる作品に思えました。
こんな優しく、寛大な心、そして新時代を見通す目を持つ、著者の梶原さんの考えに触れて見てください!
梶原さんって、iモード作った方らしいですよ。
懐かしくないですか?
アラフォー世代はもろに、iモード世代ですよね。
凄いw
少しでも興味ある方は是非とも読んで見て下さい。
関連記事
https://eda333.com/2018/11/22/post-heisei-career-review/